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こんな疑問に答える記事を書きました。
Twitter界隈ではプログラミングで月何十万も稼いでいる方を良く見かけますよね。しかもフリーランスや在宅ワークとも相性が良く、自由な働き方が出来るとても魅力的な職種に聞こえます。
そんなこともあって、20代の若者だけでなく30代でもブログラマーを目指している方が増えているようです。
しかし、あなたが既に30代もしくはそれ以上の場合、これからブログラマーを目指すというのは本当に良い選択肢なのでしょうか?
結論からいうと、30代で一からプログラマーを目指すのはオススメしません。
私は実際に半年ほど集中的にプログラミングを勉強して感じたことです。
この記事では、30代からプログラマーを目指すことをオススメしない理由、そして30代がプログラミングスキルをどう捉えるべきか、について解説します。
この記事を書いた人
- 一部上場企業のベトナム駐在管理職。
- 転職経験2回。転職先で昇格・年収UP!
- 市場価値至上主義。会社に依存しない会社員。
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それでは解説していきます。
Contents
どのくらいプログラミングを学習したか
まずは私が実際にどの位プログラミング勉強したかというと、こんな感じです。
プログラミン学習サイトは、HTML/CSS JavaScript, Python, Ruby, jQuery あたりを一通り学習しました。
Progate
コース達成度の詳細:Javascript:100%, Python: 100%, Ruby: 100%, SQL:98%, HTML/CSS:98%, Ruby on Rails5: 74%, jQuery: 50%
Dotinstall
さらに実際の製作物としては、こんな感じです。
ポートフォリオサイト(WordPress+Elementor)
ブログ(Wordpress)
このサイト。
LINE Bot
写真からテキストを自動検出して、翻訳をしてくれるLINE Botを開発しました。Googleのテキスト検出十翻訳AIエンジンとGoogle Application Scriptを組み合わせて開発しています。
こんな感じで一応、プログラミングの初級者レベルとは言えるくらいにかじったつもりです。
プログラマーを目指す際のデメリット
そんな私が、何故プログラマーを30代から目指すことをおすすめしないか。
それには、プログラマー特有のデメリットが背景にあります。
プログラミングはレッドオーシャン
まず大前提として、プログラマー業界は既にレッドオーシャンです。
ご存知の通り、最近はプログラミングスクールやネットの学習サイトが非常に充実しているので、誰でもすぐに学習を始められます。
このように参入障壁が非常に低いということは、初級者レベルのプログラマーが量産されやすいということです。結果、初級者レベルでは特に案件獲得競争が熾烈になります。
確かにプログラマーの需要は確かに増えているかもしれません。しかし、一方でその技術もとんでもないスピードで進化しています。
なので常に技術知識をアップデートする必要があります。
初級者レベルのプログラミングは不要になる?
そして、そもそもプログラミングを不要とする技術も出てきています。
Nocodeという言葉を聞いたことがありますか?コーディングをしなくてもWebサービスが作れるサービスです。有名どころだとBubbleというサービスがあります。
元々はWebサービス開発前のモックアップ用に使うことが多かったようですが、十分に実用に耐えるレベルになってきています。
他にもGoogleが画像認識、翻訳等のAIエンジンを提供するなど、コーディングをしなくてもWebサービスやアプリを開発することは可能です。
こういった流れが加速すると、そもそも人の手によるプログラミング自体が不要となります。ただし、複雑なプログラミングには対応が難しいので上級プログラマーの需要は簡単にはなくならないかと思います。
しかし初級・中級レベルだと今の需要が今後も継続するかは疑問です。簡単なプログラムは近い将来こういった便利なツールがどんどん出てきて機械化される運命です。そして、その時に生き残れるのは高スキルプログラマーだけです。
こんな状況なので、30代がゼロからスタートして、20代の若い人たちと敢えて同じスタートラインに立つメリットは
全くない
と言い切ります。
プログラマーを使う側になろう
では30代がキャリアをどう考えたら良いか、ということでオススメしたいのは
「ブログラマーを使う側に回る」
ということです。
そもそもブログラミングで何が出来るかというと、Webサービスやアプリを開発するということ。
そしてWebサービスやアプリを開発するのは、何らかの課題を解決するためです。
たとえばUberであれば、移動手段の提供側と需要側をマッチングさせて、効率的な移動を実現すること。
つまり、プログラミングは何かを実現する為の手段でしかありません。
であれば「何を実現するか」を考えて、それを実現するプログラマを使う側に回りましょう。
何故30代にオススメするかというと、今まで積んできたキャリアを生かせるからです。
過去の仕事やプライベートの経験から、良いアイデアを考え出す。
マネジメント経験を生かしながら、プログラマーを使って形にしていく。
ここは20代の若手には真似ができない所で、30代として差別化ができるところではないでしょうか。
プログラミング知識を広く浅く習得しよう
とは言え、プログラマを使う側に回るにはプログラミング知識が必要です。なぜかというと、プログラミング知識がないとこんな問題があるからです。
プログラマと会話が通じない
そもそもプログラミングで何が出来るかわからない
プログラミングで「何が実現できるか」はある程度知識が無いとわかりません。
実際、私もプログラミングを勉強して「こんなことができるんだ」と知ったことがたくさんありました。
でも、それほど深く知らなくても大丈夫です。
どんなプログラミング言語あるのか。
どんな時にそのプログラミング言語が使われるのか。
そのプログラミング言語でどんなことが出来るのか。
プログラミング言語であれば、この辺をざっくり理解するレベルで大丈夫です。
例えば
PHPやRubyはサーバサイド言語
HTML/Javascript/CSSはクライアントサイド言語
だけどいずれもWebサービス・Webサイトを開発する為の言語
といった感じです。
簡単なプログラムは組めるようにしておいた方が良いですが、全ての言語を学ぶ必要は全くありません。どのブログラミング言語も基本的には考え方は同じ(lfthen,whileとか)で、書き方が異なっているだけです。
是非これを機会に「浅く広く」プログラミングを勉強してみましょう。
こちらの記事もご参考に。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最後にポイントをまとめておきます。
・30代が一からプログラマを目指してもメリットがあまりない
・今までの経験を生かしながら、プログラマーを使う側を目指した方がよい
・その為に、プログラミング関連の知識は広く浅く習得しておいた方がよい