こんな疑問・悩みを解決できる記事を書きました。
30代になると初めて部下を持たされる方が増えてくるかと思います。
この記事では初めて部下を持つ管理職の方に向けて、部下への接し方について上司として気をつけるべき3つの点について解説します。
この記事を書いた人
- 一部上場企業のベトナム駐在管理職。
- 転職経験2回。転職先で昇格・年収UP!
- 市場価値至上主義。会社に依存しない会社員。
- Twitterアカウントはこちら
この記事を読み終えると初めて管理職をされる方でも、良い上司になるための近道を知ることができます。
それでは解説していきます。
理想的な上司と部下の関係とは?
あなたの仕事の内容にもよりますが、一般的には以下のような状態が理想的な上司と部下の関係かと思います。
部下は主体的に仕事に取り組みながら、必要な時に上司に報連相する
部下が受身で指示待ちだと、いつまでたっても上司の介入が必要になってしまい、上司のあなたの仕事が増える一方になります。また部下が主体的に仕事に取り組んでいても、上司が全く状況を知らされていないと突然とんでもない問題が発生してしまったりします。
理想的な状態は、部下は基本的には自分で主体的に仕事を進めつつ、必要なときには適宜上司にコミュニケーションを取る状態ではないでしょうか。
それでは、どのようにしてこの理想的な状態を作り上げれば良いのでしょうか。
この状態を作る為のボイントが3つありますので、一つずつ説明していきます。
話を最後まで聞く
まず最初のポイントは、「相手の話を最後まで聞く」ということです。
部下の言っていることが明らかに間違っていたり、意味がわからない、という時に上司が話をさえぎって自分の意見や聴きたいことを話し始めてしまうのは良くあることです。
自分の話をさえぎられてしまうと、部下は萎縮してしまったり、言いたいことが言えずにフラストレーションがたまってしまいます。
そうすると部下は、こういう風に思うはずです。
これが続くと、以下のような悪影響を及ぼすことになります。
上司との円滑なコミュニケーションが出来なくなる
部下が仕事に主体的に取り組まなくなる
これでは、あなたの上司としての役割が果たせなくなってしまいます。
なので、なるべく相手の話は一旦最後まで聞き終えてから、あなたの意見や質問を話ましょう。相手の意見に対して異を唱える場合は、相手の意見を真つ向から否定せずに理解を示しながら話すことも重要です。
もちろん、へりくだって話す必要はありませんが、相手にも一定の敬意を払うことで部下のモチベーション維持と主体性につながります。
忙しい事を理由に後回しにしない
部下から相談があったときに、忙しいことを理由に後回しにしていないでしょうか?
自分が部下の立場を考えてみてください。あなたが上司に相談しようとしたときに、忙しさを理由に後回しにされることが続くと次から相談する気が起きなくなりますよね。
これでは「必要な時に上司に報連相する」という状態を作れません。
もちろん、「そのくらい自分で考えろ」という時もあるかと思います。
そういうときでも、相談は一旦受けてみましょう。
例えば、部下がこのように聞いてきたらどうでしょう。
その場合は、このように答えると良いでしょう。
と部下が自分なりの回答を考えるのを導くようにしましょう。
これが部下の主体性を養うことにもつながります。
部下からの依頼はすぐ対応
基本的に仕事の依頼は上司から部下の流れですが、逆のバターンもあるかと思います。
例えば、こんな感じです。
提案書のレビューをして欲しい
経費申請を承認して欲しい
他の課や上司の上司からと調整してほしい
こういった依頼を止めることは、部下の仕事を止めることにもつながります。また部下からあなたへ依頼をしているということは、仕事の主体性の現れでもあります。
部下からの依頼は何かと後回しにしがちですが、チームの仕事を円滑に進め、部下の主体性を保つためにも出来るだけ早く対応してあげましょう。
こうすることあなたへの部下の信頼が高まり、コミュニケーションが良くなるというメリットもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にポイントをまとめておきます。
・話を最後まで聞く
・忙しい事を理由に後回しにしない
・部下からの依頼はすぐ対応
↓ブログランキング参加してます!
にほんブログ村