何となく現状や将来に不安を感じていませんか?
そんな方にはコーチングがオススメです。
コーチングでは、コーチがあなたの悩みや課題を整理して目標達成をサポートしてくれます。
この記事では、Mentoというコーチ紹介サービスでコーチングの体験レッスンを受けた話を基に、コーチングの具体的な内容と感想を解説します。
こんな方に読んでもらいたい記事です。
何となく現状に不安がある
やりたい事がわからない
目標達成するための方法がわからない
この記事を書いた人
- 一部上場企業のベトナム駐在管理職。
- 転職経験2回。転職先で昇格・年収UP!
- 市場価値至上主義。会社に依存しない会社員。
- Twitterアカウントはこちら
それでは解説していきましょう。
Contents
コーチングを受けてみようと思った理由
社会人になってから十数年、最近こんな事に悩んでいます。
いくら自分で考えていても答えは出ません。
そんな時に出会ったのがコーチングです。コーチングとは、こんな風に定義されています。
促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態。ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない。
つまり、あなたの成長や変化を促して目標を手助けするための相談の一種であるという事です。
また次のポイントも重要です。
そのため、コーチングでは、基本的に「教える」「アドバイスする」ことはしません。その代わりに、「問いかけて聞く」という対話を通して、相手自身から様々な考え方や行動の選択肢を引き出します。
つまり、コーチは質問を通してあなたの中から答えを「引き出す」という事です。
これは自分が求めていたものではないのか?と思いました。
自分は天邪鬼な気質があり、誰かにこうしろと指図されたくない性格です。それよりも自分の中にあるものを引き出す手伝いをして欲しいと思うタイプです。この点、「教える」のではなく質問により「引き出す」という考え方であるコーチングは自分の性分にも合うのではないかと考えました。
Mentoでコーチング体験を申し込み
そんな折、日経新聞でこんな記事を見つけました。
Mentoというサービスでコーチングを紹介してもらえるそうです。
これだ!と思い、早速申し込む事にしました。
調べてみるとMentoの特徴はこんな感じでした。
・体験コーチングの値段は三千円(2020年5月末まで)
・登録して質問に答えると、おすすめのコーチを3人ほど提案してくれる
・LINE@経由で日程を調整して、ZOOMでコーチング実施
登録して提案されたコーチの中から、
・年齢が近い
・キャリアに共通点がある
・コーチング経験が豊富
を条件にコーチを選びました。LINE@で連絡したらすぐに返信があったので、体験レッスンの日程を調整です。
コーチング体験の当日
そして、コーチング体験の当日。時間前にZOOMのミーティングIDが届くので、時間になったらアクセス。
そして、始まりました。
簡単に挨拶。感じの良さそうな方だったので一安心です。第一印象が良いのはコーチの大事なポイントの一つですね。
そして、早速コーチング開始です。ここからは、聞かれた質問をベースに解説していきます。
なぜコーチングを受けてみようと思ったか?
まずは簡単にコーチングを受けようと思った背景を教えて欲しいとのこと。
これに対して、自分の状況をこんな感じで説明。
今の職場がマンネリ化してきたので新しいことにチャレンジしたい
自分の強みを生かしたい
具体的なアクションにつなげたい
コーチはこの間、うんうん、と話を聞いてくれました。
過去を振り返る
一通りコーチングを受けるに至った背景を説明したら、今度は自分の過去について大まかに教えて欲しいとのこと。
ざっくりと社会人になって以降のキャリアパスを中心に説明しました。
4、5年ごとに2回転職をしているのですが、ここから
飽き性でマンネリ化すると新しい環境に自分を「放り込みたくなる」
という気づきがありました。
放り込みたくなることはどういうこと?
ここで出てきたキーワード「放り込みたくなる」について深掘りをしていきました。
なぜ「放り込みたくなる」のか。
深掘りしていくと、マンネリ化した状態の自分がつまらなく思えて、
好奇心が持てる新しい環境に自分を強制的に置く
↓
マンネリ化から脱却する
ということを繰り返してきたことに気づきました。
どうやら自分にとって「好奇心を満たす」というのが一つのテーマである様です。
自分の興味が向く好きなことに積極的にチャレンジする
↓
好奇心を満たすことで成長していく
このサイクルが自分にとってしっくりくるということがわかりました。
このような価値観がどのように形成されたかについて話は進んでいきます。
何が今の自分の価値観を形成したか?
次に自分の価値観が形成されたきっかけを探るべく、幼少の頃の経験から振り返ってみました。そうすると、今の自分の価値観はここ5年ほどの出来事によって形成されたことに気づきました。
ここ数年でうつによる休職、離婚という経験をしたことが大きいようです。これは自分で薄々感づいていたことではあるものの、こういった経験を通じて、
現状に対する不満、空虚感を我慢しない
新しい刺激を求めて積極的に環境を変えていく
という価値観が形成されたのだと気づきました。
今後どのように生きていきたいか?
具体的には
「何屋さんになりたいか?」
という質問でした。
正直これにはうまく答えられませんでした。
が、自分が答えを探している質問でもありました。
唸りながら考えて、モヤッとですがこんな言葉が出てきました。
今までの経験を生かしてベトナム進出日系企業の運営コンサルがしたい
ベトナムの自然を海外に紹介したい
ベトナムで生きていきたい
「ベトナムに住みたい」ということが自分の優先事項だと気づくことができました。
クロージング
最後に今日のコーチング内容を通じて、一つアクションを決めました。
1年後に会社を辞めてベトナムで生活を始める体でいる
日常の中で、将来の意識を持つことで周りを見る目が変わる、そこから気づきを得るということです。
コーチングでは、最後にその日話した内容を基に一つアクションを決めて実践し、次回振り返るということを繰り返すそうです。
コーチングの感想
今回のコーチング体験を経て、感じたことをまとめておきます。
他人なので、逆に自分を曝け出しやすい
友達や知り合いだと、どうしても自分の今までのイメージとの乖離や今後の関係性が気になってしまいます。
でもコーチは飽くまで他人。そして、自分の目標達成サポートをしてくれるサービス提供者です。
知り合いに相談するよりも気兼ねなく自分を曝け出し、とことん自分と向き合うことが出来ました。
コーチは質問にフォーカス。ティーチではない。
コーチからの質問を通じて、自己を内省することはとても面白い体験でした。
自分一人では絶対にたどり着けなかったレベルでの自己分析ができます。
また、基本的に聞き役に徹してくれるというアプローチも自分にはマッチしていました。あれこれ教える、指導する(=ティーチ)やり方だとこちらが聞き役になってしまい、自分にカスタマイズされた内容にはならないはずです。
ここまで自己分析ができるのは、コーチが質問にフォーカスする聞き役という立場をとるからなのだろうと思いました。
オンラインなのでお手軽
日程調整はLINE@、コーチング自体はZOOMなので、時間・コスト的にとても効率がいいなと思いました。
特に今はコロナ禍で外出自粛となっているので、オンラインでコーチングが受けられるのは有り難かったです。
ZOOMでコーチングを行った際も、特にオンラインであることの不便は感じませんでした。海外在住の私でも全く問題なくコーチングを受けることができました。
価格は適正なのか?
今回はコーチング体験なので、60分3000円でした。
実際にコーチングを継続して受けると、
リモート1回60分で1−2万円(プロフェッショナルレベル)
です。
正直これが適正な価格かどうかはまだ判断できませんが、しばらく続けてみて評価したいとは思いました。
最後に
今回のコーチのおかげで、少しだけですが
自分の価値観形成の経緯
自分がやりたいこと
が見えてきました。
そして何より思ったのは「もっと質問に答えたい」ということ。
良い質問は自己の掘り下げを加速的に進めてくれます確実に自分一人で内省するよりも効率的と思いました。選択肢が多すぎて自分が何をしたいか決められない人にピッタリです。